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鶏中華(冷)@最上川木場店・江東区木場

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写真: 鶏中華(冷)@最上川木場店・江東区木場

写真: 鶏そば(塩)+味玉@sorenari・墨田区錦糸町 写真: ラーショダイブ・中盛@オールドラーメンショップ逆流・北区板橋本町

肉そば鶏中華 最上川木場店
  江東区木場5-5-12

 新橋にあるお店の2号店として8月末にオープンしたそうだが、半月あまり全然気付かなかった。なので、翌日の日曜日のお昼前に早速訪れると先客は2名のみと閑散としていたが、その後は徐々に増えていった。こちらは山形県の中央部、山形空港の西隣に位置する河北町発祥の肉そばと、麺を中華麺に替えた肉中華(メニュー名は鶏中華)を提供するお店だが、なんと唐揚げ専門店の看板も掲げるという今時らしい形態だ。この日は朝から快晴で気温もぐんぐん上がって暑かったので、お目当ての鶏中華を冷たいバージョンで食べることにし、入口の券売機のボタンをポチっと。800円。
 麺は黄色っぽい弱縮れの中麺。パッと見は町中華で使われる麺のようだが、冷水で締められているので驚くほどプリプリシコシコとしていて小気味よい食感だ。厨房にあった麺箱には「むらめん(株)」とあり、帰宅後調べると世田谷区用賀の製麺屋さんだった。スープは、鶏をベースに節系、煮干、昆布などで魚介系の旨味と風味をプラスした醤油味。その醤油の風味は控えめであまり目立たず、塩加減も程よいので飲みやすい。ただ、山形の冷たいラーメンではスープに浮く油はきれいに取ってあったが、こちらは風味付けのためだと思うが鶏油が残してあり、それが冷たいスープの表面で半分固まってザラザラとした食感を生み出していて非常に気になる。鶏チャーシューは、親鶏を使っているため薄いスライスでもコリコリとした食感が楽しめ、噛むほどに旨味が滲み出てくる食べてて楽しいタイプ。岡山の笠岡ラーメンと同じだ。メンマも、味付けや特有の風味は大人しいものの食感はジャキジャキと強め。その他にはミズナ、糸唐辛子に珍しいものとしてささがきのゴボウの煮ものが入っていた。
 東京で山形の冷たい肉中華が食べられるのは嬉しい限りだが、香味油についてはぜひ考え直してほしい。

・お気に入り度:△+

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