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醤油・並盛@TAKETONBO・中央区築地

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写真: 醤油・並盛@TAKETONBO・中央区築地

写真: 環七背脂チャッチャラーメン・大盛@渡なべ・新宿区高田馬場 写真: 味付たまごらーめん@こうかいぼう・江東区門前仲町

笠岡ラーメン TAKETONBO
  中央区築地2-14-3 天羽ビル1階

 一週間前の5日(月)にオープンしたばかりの新店。東京ではまず見かけない岡山のご当地ラーメンである笠岡ラーメンを食べさせるというので早速訪れた。出遅れてしまったのでお店に着いたのは平日の11時50分で、店頭に1人が待ってはいたが直ぐに入店できた。その後はずっと満席で、退店時には行列ができていて、近くのビジネスパーソンの昼食の場となっているようだ。メニューは醤油と塩の2種類。自分が行ったことのある笠岡のラーメン店には塩味はなかったが、ネットで調べると塩ラーメンを提供するお店もあるようだ。塩はどんな印象か気になったが、とりあえず王道の醤油を味わうこととして、入り口の券売機で標記のボタンをポチっとな。780円。なお、塩も同額で、中盛は+120円、大盛だと+220円、また、トッピングの味玉は+120円だった。
 麺は丸くてストレートな中太or太麺。かなり硬めの茹で加減のために十分な歯応えがある。食感はゴツゴツと言えるような雰囲気で、お箸で持ち上げる限りでは気付かないが、口に運ぶとしなやかさに欠ける気がする。笠岡ラーメンの麺てこんなに強かったっけ?どこかの製麺所に作らせている特注麺だと思う。スープは親鶏ベースの清湯醤油。説明書きには魚介も使ったWスープと書いてあったが、馬鹿舌には魚介は感知できなかった。一方で、鶏油を多めに浮かべ鶏風味をブーストさせていて、さらに醤油の風味も多少強めで、鶏ベースの醤油味に慣れ親しんだ東京人に受け入れやすいようにアレンジしてあるようだ。ただ、西日本出身者にすれば、うどんスープと同じでちょっとしょっぱい。この鶏油がよく効いているのが魚介を感じない主原因かもしれない。トッピングは、親鶏の醤油煮、鶏ムネ肉、メンマ、九条ネギ。親鶏はゴリゴリと硬いのは当然のこととして、噛んでも旨味があまり滲み出ないのは不満だ。この親鶏との食感の対比を楽しむためか、笠岡では見たことがない低温調理のムネ肉が載っている。こちらは若干パサついているものの軟らかく、旨味もそこそこあった。メンマはジャグジャグと軟らかく味付けは薄めで、仕入れ品のような印象を持った。さすがに九条ネギは軟らかく、風味もよくて醤油スープにばっちりマッチしている。
 情報がないので詳しくは知らないが、店内の雰囲気、ラーメンのアレンジの仕方等から判断すると、どうも資本系のお店のようだ。今は提供を止めたらしいが、くじら食堂bazar三鷹店@武蔵野市のような、できるだけ現地に近い笠岡ラーメンなりご当地ラーメンを提供して欲しい。

・お気に入り度:〇

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