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アドビ・フォト蔵主催 Adobe Photo Museumフォトコンテストの結果を発表!

最優秀賞

ルノアール「1880木かげ」

before

ゆきゆきさん

テーマに沿った写真を新規に撮るのではなく、自分が過去に撮った写真を使用しました。 そして、どのようにPhotoshop Lightroom を使用して目的の絵画に近づけることができるかを考えました。その結果、ルノアールの 「1880木かげ」という絵と私の写真が少し似ていることに気が付きました。驚くかもしれませんが撮影場所は東京の小石川植物園です。 余分な部分をトリミングし、写真を左右反転させました。そして、コントラストを高め、ハイライトとライトで光を調整しました。 壁画に近づけるために粒状を強めにして、それから明暗度を下げて塗りつぶしたようなイメージを作りました。

フォトグラファー
鈴木 陽介氏
今回の絵画企画で一番むずかしい事かもしれないが、写真と絵画の絶妙な中間点にうまく落とし込んでいて、絵画的に綺麗な光と写真的に綺麗な光がうまく共存していて面白い。 原画の絵をそっくり真似るのではなく自分なりに経験した風景を過去の作品に重ね合わせた作品として良い例ではないでしょうか。

株式会社LIG(リグ)

代表取締役社長

吉原 ゴウ氏
まっすぐに伸びる道と木漏れ日の風景を、Lightroomを使用して見事にルノアールの絵画風に仕上げています。全体からにじみ出るルノアールらしさをしっかりと表現している所が非常に良いと思いました。

優秀賞(指定部門)

紅の陽

紅の陽

この日は冠雪後の紅富士を狙いました。 望遠レンズを使用する事で紅に染まる富士山及び山頂の臨場感を表現する事ができました。 見た目をほぼ再現する為、彩度とコントラストを上げ調整しました。

isaさん
審査員からのメッセージ

富士山をひいた画角で撮影した作品が多いなか、長いレンズで富士山を正面からの光をつかって平面的にとらえている。 そのため富士山のテクスチャーがくっきりと出ていながらも、浮世絵的で平面的なベッタリとした雰囲気もある。空の色がもう少しポップだったらもっと面白いかもしれない。

赤富士

赤富士

富士山を中心に撮影しているカメラマンにとっては夏の赤富士は毎年撮影したいテーマだと思います。 赤富士は雨上がりの翌日など、富士山頂の土に水分 を含むとより赤みが増すと言われています。 この日の赤富士は今まで見た中で一番赤く染まり、山中湖の湖面にも逆さ富士が表れほぼイメージした赤富士の写真を撮る事ができました。 透明感を出すために明瞭度とコントラストを上げて調整しました。

isaさん
審査員からのメッセージ

水面をいかした良い写真。雲の白さと空のグラデーションが綺麗。富士山をこのコンディションで撮影できるのは難しい。 トーンカーブとトリミング次第ではもっとおもしろくなりそうな作品。

富嶽三十六景 凱風快晴

富嶽三十六景 凱風快晴

「未明の雲取山山頂より望んだ富士山。 元写真の富士山は、薄明かりの中、ほんのり赤く染まった繊細で淡泊なものでした。 そこで、元写真の繊細さを残しつつも、色調補正にて富士山、空及び裾野、前景の各部にメリハリをつけ写真版の葛飾北斎の富嶽三十六景 凱風快晴のようなイメージの作品になるよう仕上げてみました。」

umadayamaさん
審査員からのメッセージ

葛飾北斎が描いた赤富士の赤と空の青を見事に表現している作品です。吸い込まれるような空の青と、対照的に赤く燃える富士山のコントラストがとても素敵で、一目見てとても印象に残る作品に仕上がっていると思います。

斑猫リスペクト

斑猫リスペクト

「以前撮影した猫写真の中に斑猫に似た雰囲気のものがあったのでチャレンジ。 Photoshopで元写真から猫を切り抜き、背景作成。また、繊細でやわらかなタッチを表現するため、ぼかしたレイヤーを重ねレイヤーマスクで微調整し、全体の色調を合わせるため色調補正で調整し、斑猫風に仕上げてみました。」

umadayamaさん
審査員からのメッセージ

画像処理をしていく上で写真の柔らかさを維持するのは大事なことです。この作品は猫の柔らかい毛並みがうまく表現されていてモニターで見ていても和紙に描かれているように感じる。トリミングをもっと大胆にしても良かったかも。

「ブローニュの森」もどき

「ブローニュの森」もどき

アメリカ、バージニア州、ブルーリッジパークウェイにて、紅葉の時期に森の中の木々を撮影しました。ブローニュの森をモチーフに、黄色の色合いが似ていたこの1枚を選びました。 Adobe Photoshop elements 11を用いて、エキスパートのフィルターからアーティスティックのドライブラシを選択し、絵画風に仕上げました。

naoki-mさん
審査員からのメッセージ

軽やかな風が、鬱蒼とした森のなかを吹き抜ける。そんな情景が浮かんでは消えていきます。爽やかさの中にどこか物悲しさを残したような、そんな少しだけ切ない気持ちにさせてくれる作品です。

優秀賞(自由部門)

緑響く 御射鹿池

緑響く 御射鹿池

過去に撮影した御射鹿池の写真がありましたので、東山魁夷:「緑響く」をモチーフにレタッチしてみました。 レタッチは森林の緑を強調するよう色調とコントラストを調整し、ソフトフォーカス処理により全体的に柔らかさを出してみました。 なお、ポイントとなる白馬ですが、残念ながら湖畔にはいませんでしたのでPSで合成しています。

myy_tさん
審査員からのメッセージ

どこまでも神秘的に、静寂に包まれた緑響くの世界観を表現していると思います。深い緑の森と美しく反射する湖面。そして佇む一頭の白馬。見れば見るほど作品に引き込まれ、心を揺さぶられる。そんな作品です。

※鮭:高橋由一風タッチPS

鮭:高橋由一

新潟村上市の築130年の村上の典型的な町屋(登録有形文化財)味匠喜っ川。 天井の梁から吊り下げられた。たくさんの鮭を見学さて頂きました。 軒下に風干しされた鮭に迫力を感じ、画家:高橋由一氏の写実的な塩ジャケ「鮭」を連想して切り撮った一枚をそのイメージで仕上 げた作品です。

Shaulaさん
審査員からのメッセージ

高橋由一さんの鮭を題材にしたところがすごく面白い。コントラスト、明るさ共に適度で質感雰囲気がすごく出ていると思いました。 大胆に頭部だけトリミングした事によって想像が色々と広がっていく◎

睡蓮

睡蓮

浜名湖ガーデンパークにはフランスの"モネの庭"を模した庭があります。 曇り空での撮影で、撮ったままの写真は全体的に暗く濁ったような色でした。 Lightroomで露光量とコントラストを上げ、シャドウを下げて水面の映り込みを強調。 さらに実際に見たモネの絵の青色が印象的でしたので、色温度、色相、彩度を調整してイメージに近づけました。

espressoさん
審査員からのメッセージ

水面に浮かぶ睡蓮を絶妙な構図で切り取り、Lightroomによる加工でモネの睡蓮を表現しています。全体として青を強めに出す事で、睡蓮の花が鮮やかに浮かび上がっていると思います。

多摩川のモナリザ

多摩川のモナリザ

モナリザの絵の持つ雰囲気を醸し出そうと、慣れないPhotoshopで本物のモナリザと並べて手探りで現像・加工しました。色合いと質感の表現にこだわりました。 あの彫りの深い顔と、絶妙な微笑みの雰囲気を出すことも、加工する側、撮られる側の双方で頑張りました。鏡を見ながら何度も微笑む練習をしました。

mgmgさん
審査員からのメッセージ

人物がメインであるだけに、表情など、色々と難しい作品作りだったのではないかと思いますが、この何とも言えない表情が、良くモナリザを表わせていると思いました。

リアル夜 横山大観

リアル夜 横山大観

手元の写真を使って横山大観の「夜」に挑戦しました。 独特の柔らかさを表現するためにフィルターを重ねたり色調を茶色気味にしたり。 ここにたどり着くまで苦労もありましたが、思い描く作品を作り上げる楽しさをとても実感しました。これからもっとフォトレタッチの楽しさを知るためにも色々挑戦していきたいと思います。

眠兎さん
審査員からのメッセージ

一見モノクロの葉が描かれた静かなイラスト作品に見えるが、その奥からじっと見つめる写真的な梟が動的な力強さがあり、 イラストと写真、静的と動的の対比が面白いと感じました。

応募作品 ※応募期間は終了いたしました。

応募された作品の中で、Adobe製品を使って編集されたものを一部掲載しております。                                                                    
  • Photos: 白馬のいる光景1−1
  • Photos: 「睡蓮」モネ
  • Photos: 東山魁夷 桜
  • Photos: 赤富士
  • Photos: 班猫には程遠い
  • Photos: 尾形光琳 燕子花図もどき
  • Photos: Composition,1913  Mondrian touch.......
  • Photos: フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」
  • Photos: 卓上の果物と《水差し》??
  • Photos: youtei
  • Photos: 積みわら
  • Photos: 「緑響く」東山魁

受賞作品を観にいこう!Adobe Photo Museum @ Fireking Cafe

最優秀賞、優秀賞に選ばれた受賞作品が、都内のギャラリーカフェ Fireking Cafeに展示されます!

展示期間:2015年2月12日(木)~2月15日(日)

Fireking Cafe 営業時間

Fireking Cafe 店内写真

Adobe Photo Museumへようこそ

名画写真はどのように生まれるのか!? その極意を公開 !!

写真を名画のように仕上げるためのお役立ちTIPSを公開中。是非あなたも試してみてください。

各作品をクリックすると拡大して見る事が出来ます。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」

輪郭をはっきりさせ、赤い色味を加えることで感動的な赤富士に仕上げる。

「冨嶽三十六景 凱風快晴」
写真を生まれ変わらせる極意を知りたい方はこちら

フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」

絵画風フィルターを使いこなして、写真を絵画風に仕上げる。

「ひまわり」
写真を生まれ変わらせる極意を知りたい方はこちら

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フォトコンテスト開催中! ~「アドビフォトグラフィプラン」タグをつけて気軽に応募しよう!~

フォト蔵にタグ「アドビフォトグラフィプラン」をつけて

いただいてアップロードされた写真作品の中から、

名画の雰囲気や奥深さなどを自分の発想で表現されている

写真を、アドビとフォト蔵が選定します。

受賞作品は都内カフェギャラリー(Fireking Cafe)で開催される

Adobe Photo Museum(写真展)にて展示します。

(2015年2月初旬開催を予定)最優秀賞は賞金30万円も贈呈しますので、是非ご応募ください!

《 募集期間:10月23日(木) ~ 11月30日(日)まで 》

たくさんのご応募ありがとうございました。

コンテストは終了しました。

タグ「アドビフォトグラフィプラン」をつけて投稿された作品は、フォト蔵TOPページのテーマタグ欄でお披露目されるチャンスがあります!!

指定部門

自由部門

《 指定・自由部門共通 》

《 指定部門 》
5作品を選定、Fireking Cafeでの展示
《 自由部門 》
5作品を選定、Fireking Cafeでの展示

指定部門参考名画

  • 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」

  • ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」

  • フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」

  • 竹内栖鳳「班猫」

  • フィンセント・ファン・ゴッホ「ローヌ河畔の星月夜」

  • アルフレッド・シスレー「ブローニュの森」

  • エドヴァルド・ウンク「叫び」

  • クロード・モネ「印象・日の出」

  • ポール・セザンヌ「卓上の果物と水差し」

名画のような写真作品集はこちら

フォト蔵も名画写真をつくってみました!

  • before
 
  • after

制作フロー

Adobe Photoshop Lightroom

  • ①「Lightroom」を使い
    トーンを整える。
Adobe Photoshop CC

  • 「ガラス」で
    ゆがみを演出する
  • ③「水墨画」で
    ブラシ感を出す
  • ④「はね」で
    整える
みんなの応募作品一覧はこちら

審査員のご紹介

主催者であるアドビシステムズ株式会社とフォト蔵(フォト蔵株式会社)のほかに、鈴木陽介氏と吉原ゴウ氏が特別に審査員になっていただきました。

フォトグラファー
鈴木 陽介氏

写真家。1976年 神奈川県茅ケ崎市生まれ。写真 日本大学芸術学部写真 学科卒業。

2002年よりフリーランスの写真家として活動 をはじめる。 写真集に「カレーライス」「むし」がある。

http://yosukesuzuki.jp

株式会社LIG(リグ)

代表取締役社長

吉原 ゴウ氏

ウェブマーケティング戦略を担当し、ブログメディアの運営、企画立案などに携わる。多趣味だが飽き症のため、アウトドア・ギター・温泉巡り・料理・旅行・お酒・筋トレ・建築・アート等どれも極めきれていない中、ずっと続けている「カメラ」と「面白ブログ」での経験を活かし審査します。

応募方法 ※募集は終了しました

応募は写真に「アドビフォトグラフィプラン」タグを付けてフォト蔵に公開するだけ。何枚でも応募できます。

すでに投稿されている写真にタグを付けるだけでもOK!

応募方法の説明

※ 募集期間終了後に新たな写真に「アドビフォトグラフィプラン」タグを付けても、審査の対象にはなりません。ご了承ください。

※ 写真説明文は必須ではありませんがコンテスト審査の参考にさせていただきます。

応募規約・注意事項

【応募規約・注意事項】

  • 参加するには、フォト蔵に会員登録(無料)をする必要があります。
  • フォト蔵の利用規約および本コンテストの応募規約・注意事項、個人情報の取扱いについてに遵守し投稿してください。
  • 他人の写真の転用と判明した場合は、写真削除および審査の対象外とさせていただきます。
  • 応募作品における著作権その他の知的財産権の侵害等または被写体の肖像権の侵害等につきましては、OFFLine株式会社およびアドビシステムズ株式会社(以後「主催者」)はその責を一切負いかねますのでご注意ください。第三者の承諾等が必要となる応募には、応募者は自己の責任において当該承認等を得た上で応募を行うものとします。
  • 応募作品について第三者との間に紛争等が生じた場合には、応募者がその責任において当該紛争等を解決するものとし、主催者および他の応募者に対し一切迷惑をかけないものとします。
  • 応募作品の取り扱いには十分注意いたしますが、主催者は万一の事故(アップロードの際のデータエラーなど)に対する責任は負いかねますのでご了承ください。
  • 応募は「インターネットに公開」のアルバムに入っているものが対象となります。
  • 応募作品の著作権は応募者本人に帰属します。ただし、応募者は、主催者が応募作品を自社の広告・宣伝等のために無償で利用することおよび応募作品の全部または一部を加工して利用することにつき同意します。
  • 主催者は応募作品ならびに入賞作品を審査結果ページで発表いたします。ただし、作品の内容が以下に相当すると主催者が判断した場合には、掲載対象外(と同時に審査対象外)といたします。
    • 公序良俗に反し、または反する恐れのあるもの。
    • 第三者の著作権、肖像権その他の権利を侵害し、または侵害する恐れのあるもの。
    • 第三者を誹謗中傷し、またそのプライバシーを侵害するもの。またその恐れのあるもの。
    • 法令等に違反し、または犯罪行為に結びつくもの。またその恐れのあるもの。
    • 本コンテストの趣旨等に合わないと主催者が判断したもの。
    • 本コンテストの適正な運営を妨げるもの。またその恐れのあるもの。
    • 作品データが判読不能なもの。
    • 有害なコンピュータプログラムなどを送信するもの。
  • 応募者の個人情報は、OFFLine株式会社から応募者へのご連絡、緊急時の連絡及び個人を特定しない統計資料の作成の目的で使用させて頂きます。OFFLine株式会社は、これら応募者の個人情報をその他の目的に使用したり、第三者に開示・提供をいたしません。(なお入賞の連絡の際に、入賞者にOFFLine株式会社より賞品を送付する目的で住所等の情報を伺うことがあります。予めご了承ください。)
  • 個人情報の取り扱いについては、個人情報の取扱いについてをご覧ください。
  • 受賞された方にはOFFLine株式会社より2015年1月頃にご登録いただいた電子メールに詳細を連絡いたします。
  • 賞品を第三者へ譲渡・換金・転売すること等は一切できません。
  • ご登録いただいた電子メールでご連絡が取れない場合には、入賞を取り消すことがあります。
  • 「アドビフォトグラフィプラン」というタグをつけた時点で上記に同意したものとみなします。

【主催】

アドビシステムズ株式会社、OFFLine株式会社フォト蔵運営チーム

 

【お問い合わせ】

ご不明点はお問い合わせフォームからお問い合わせください。

なお、コンテストの審査基準や結果に関する異議またはお問い合わせにつきましてはお答えできませんので予めご了承ください。

名画のような写真作品集はこちら